レーザーによるタトゥーの除去
タトゥーを入れた事を後悔して、タトゥーの除去を希望する人は後を絶ちません。
そのような人が行くべきところは皮膚科や美容整形外科といった、人間の見た目のトラブルを改善してくれる病院です。
医師の手によって行われるタトゥーの除去にはいくつか種類が有るのですが、医療用レーザーによる除去が、最も一般的で人気も高いです。
何故、レーザーによる除去が人気なのかと言うと、レーザーによる施術の場合、タトゥーのしてあった箇所に傷痕が残らないからです。
やはり傷痕が残ったり、身体にメスを入れる事に抵抗の有る人が多いため、それらとは一線を画す施術法である「レーザー除去」が人気が高いのです。
使用されるレーザーの種類
タトゥー除去の際に使用されるレーザーには種類があります。
世界的に見て、タトゥー除去の代表的なレーザーは『Qスイッチレーザー』と呼ばれるものです。
この『Qスイッチレーザー』にも種類が有って、1つが「Qスイッチルビーレーザー」。
もう1つが「QスイッチYAGレーザー」というものです。
「QスイッチYAGレーザー」の方が、「Qスイッチルビーレーザー」に比べて旧式のレーザーにあたります。
しかし、多くの治療院では用途に分けて使い分けている所の方が多く、旧式だからと言って性能が低いわけではありません。
ただ、新型である「Qスイッチルビーレーザー」の方が出力が高いため、施術回数が少なくて済むというメリットがあります。
レーザーで除去出来ないタトゥー
傷痕が残らない除去法として人気のあるレーザーですが、このレーザーによりタトゥー除去は万能ではありません。
医療用レーザーはメラニン色素に反応するのですが、黒や青といったメラニンに近い暗い色にはしっかり反応して除去してくれるのですが、赤や黄色といった明るい色には反応しづらいというマイナス面があります。
このため、色とりどりのカラフルな柄のタトゥーを除去する場合は、部分的にレーザー以外の施術を施さねばならないのです。