タトゥーは本当に消える?
タトゥーの除去にはかなりの費用がかかります。
風邪を治すのとは桁違いの金額がかかってしまのですが、タトゥー除去は病気や怪我の治療ではないため、医療費控除の対象外となっています。
つまり、タトゥーの除去に必要な費用は、全て自費で払わなければいけないのですが、結構な金額の費用をかけてタトゥー除去の施術を行ったとして、本当にタトゥーは消えるのでしょうか?
タトゥーが綺麗に無くなってくれなければ、高い費用をかけた意味が無くなってしまいます。
結論から言うと、タトゥーを完全に消す事は可能です。
しかし、タトゥーを除去した後の皮膚には必ず、大きい小さい・濃いか薄いかの程度に関わらず、傷跡が残ってしまうのです。
施術による効果の違い
タトゥー除去のための方法は色々ありますが、その施術法によってタトゥー除去の効果も違います。
短時間で完全にタトゥーを除去してしまいたいのでしたら、植皮術や切除術のように、タトゥーの描かれている皮膚を剥ぎ取ってしまう方法が確実です。
しかし、この施術法でタトゥーを除去した場合は、火傷のような傷跡を残してしまうので、肌の見た目的に残念な結果となってしまいます。
傷跡が残らない施術法と言われている医療用レーザーを用いた除去ですが、こちらもうっすらとした線の用な跡が残ってしまいますが、条件によっては全く傷跡が目立たない綺麗な肌に戻る事もあります。
医療用レーザーによる除去効果
傷跡を残したくない人は医療用レーザーによるタトゥー除去を選択する事と思いますが、この医療用レーザーによる除去は万能ではありません。
高い効果を持つ施術法とはいえ、この医療用レーザーによる除去というのは、「タトゥーを消す」というより「タトゥーを薄くして目立たなくする」という性質のものなので、タトゥーの色によっては薄まらない色というのが有るのです。
医療用レーザーは黒や青といったメラニン色素に近い色である暗い色しか読み取りませんので、それ以外の明るい色には効果を発揮しないのです。